第１０６回全国高校野球選手権大会　第１１日目

大社高校が西東京代表・早稲田実業を、２回戦に続く１０回延長タイブレークの激闘の末、３－２で勝利し、９３年ぶりのベスト８進出を決めました！

最終回に粘りを見せ、同点に追いつき２回戦に続き延長タイブレーク突入。早実の攻撃を堅守で無失点に抑えて迎えた延長１１回。大社高校・石飛監督は選手達にバントを決められるかどうか問いかけると、背番号１２・安松大希選手が「必ず三塁側に決めてきます。」と立候補。極限のプレッシャーの中、三塁側に完璧なバントを決め、ネクストサークルに控える馬庭選手へ勝利を託した。

全員で掴んだビックチャンス。全員の想いが詰まった馬庭選手のバットから快音が響く。打球は相手投手の足元を抜けセンター前へサヨナラ安打となり、一進一退の激戦に終止符が打たれました。

素晴らしい結果を残した選手はもちろん、選手を心から信じて讃える石飛監督にも大変感銘を受けました。

ベスト４進出をかけた準々決勝は本日（８月１９日）行われます。対戦相手は、鹿児島県代表・神村学園。連日に続く激闘となることが予想されますが、大社高校ナインは必ず道を切り拓いてくれると信じています。

神々の地から来た少年たちの熱い夏はまだまだ続きます。

皆さん大きなエールをお願いします。頑張れ、大社ナイン！！！